前回までの「LUCIFER/ルシファー」では、クロエと正式な相棒になったルシファーは次々と事件を解決していきます。
その中で悪魔ルシファーは人間の心に触れ心身ともに変化していきました。
そんなルシファーとクロエの友情も深まりつつある中、クロエの別居中の夫ダンを脅し銃を手に入れたマルコムがアメナディエルからルシファーの殺害を依頼されます。
ますます目が離せない第10話のネタバレあらすじをどうぞお読みください。
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それではネタバレあらすじをご覧ください。
LUCIFER/ルシファーシーズン1第10話のあらすじネタバレ!家族の絆

悪魔の舌も認めるシェフが殺される
ロサンゼルスのスーパーマーケットで事件が発生します。
被害者は60代の男性で突如倒れそのまま死んでしまいます。
死因は毒殺でした。
ルシファーは被害者の顔を見た途端「ハビエルだ」と言ってショックを受けます。
ハビエルはロサンゼルスで一番のメキシコ料理を作る料理人でルシファーは彼を絶賛していたのです。
ハビエルの作る料理が食べられないとショックを受けるルシファーにクロエは「結局自分の心配?」と呆れます。
ハビエルを検証した結果、スーパーマーケットに来る前にいた自分のレストランで毒が混入した何かを食べたのだろうというのが分かります。
ハビエルは短気だったので、もしかしたらレストランで働くスタッフの誰かに毒を盛られたのかもしれないと予測を立てクロエたちはレストランに向かいます。
レストランに着くとすでに捜査に入っていた警察官がスタッフ全員を集めていました。
スタッフたちは皆ハビエルのことを「パパ」と呼び家族のように慕っている雰囲気です。
ルシファーは「これは父殺しだ」と言って面白がりますが、クロエはルシファーが自分の親子問題と重ねているとして注意します。
そこへ警察官の一人がクロエに「クロエのお姉さんが来ている」と話しかけます。
姉などいないクロエは困惑しますが、現れた女性を見て驚愕します。
女性はクロエの母、女優のペネロピ・デッカーでした。
憧れのB級映画のスターに会えたとあってルシファーは舞い上がりますが、クロエはそれを冷めた目で見ています。
イベントを終えクロエに会いたくなったペネロピは警察署で居場所を聞き出し、このレストランにやってきたのでした。
ペネロピもハビエルの料理のファンだったと言うとルシファーは「さすが良い舌をお持ちだ」と言って持ち上げます。
気分を良くしたペネロピは今夜のディナーに来てくれとルシファーを誘った後、クロエに促されるまま外へ出ていくのでした。
捜査に戻ったクロエとルシファーは、レストランのスタッフ全員を対象に1人ずつ事情聴取を行います。
ハビエルを「パパ」と呼び慕う一方、癇癪もちで怒らせると物を投げたり、朝から晩までスタッフをこき使う独裁者だったと言うスタッフたち。
ひどい扱いを受けていたと語るスタッフたちでしたが、最後には「父親同然」と異口同音でハビエルを表現します。
そのスタッフたちの中で本当の息子、ジュニアもいました。
ジュニアはかつては父ハビエルの後を継ぎたいと思っていましたが、暴君のように振る舞う父親とうまくいかず料理をやめ家を飛び出していました。
しかし昨日、ジュニアはこのレストランに戻ってきていたのです。
自分との境遇を重ねてか、父子の複雑な関係はわかると言ってルシファーは「ここへ戻った本当の望みはなんだ?」と言って力を使って聞き出します。
するとジュニアは「もう1度親父と食事をしたかった」と答えます。
ジュニアは事件前の夜にこのレストランに戻り、ハビエルと今朝朝食を共にとることができました。
クロエは一緒に食べていて何か気付いたかと聞きますが、ジュニアは楽しく過ごすことができたと答えます。
そして「今夜話したいことがある」と言ってハビエルはスーパーマーケットに買出しに行き、そのまま帰らぬ人となったのです。
ハビエルが亡くなったことで店の所有権はジュニアの物になるのかとクロエが確認しますが、ジュニアは「この店に不相応だ」と言って否定し、悲壮感をあらわにしながら部屋を出ていくのでした。
その様子を見てもルシファーは「家に戻った翌日に父が死ぬとは出来すぎだ」とジュニアを疑っています。
クロエは一理あるとしますが、ジュニアが店を継がないとなると今いるスタッフたちの中で誰が後継者になるのかと疑問を呈します。
新たな犠牲者?
その頃、リンダのカウンセリングルームにメイズが訪ねてきていました。
ルシファーを患者として診ているリンダは、関係者であるメイズを診ることはできないと断りますが、メイズは頑なにリンダに診てほしいと頼みます。
ルシファーと仲違いしたことに悩むメイズは、居場所がなくてどこへもいけないと呟きます。
そんなメイズにリンダは他人ともっと関わる努力をし、友人をつくることだとアドバイスをしますが、メイズはがっかりしたように「もういい」と言って部屋を出ていくのでした。
一方マルコムと無理やり相棒を組まされているダンは、マルコムが運転する車内で脅しに屈しないと宣言します。
マルコムはそれを聞いても「場合によってはお前の味方だ」と言って相手にしません。
そして「別居中の妻に危険な男が付きまとっているのは気が気じゃないだろう」とクロエとルシファーのことを出します。
それを聞いて、ダンは「ルシファーを殺す気か?」と尋ね理由を聞きますが、マルコムは「信じてもらえない」と答えます。
そして次に自分を撃つときは絶対にしくじるな、とダンに釘を刺すのでした。
クロエとルシファーは店の後継者として可能性のあるレストランの副料理長アンに事情を聞くことにします。
ハビエルが死ぬ前に食べていた朝食を作っていたのはアンでしたが、アンは朝食作りにはたくさんのスタッフが関わっていたと言います。
クロエはハビエルが居ない時アンが厨房のボスだからこそ、アンの目を盗んで他のスタッフが毒を混入することは難しいと疑っています。
ルシファーも他のスタッフやハビエルの弁護士からも店の後継者はアンで決まりだというのは周知の事実だが、何かしらの原因でその地位を早く得ようとしたのではないかと疑っています。
師としてハビエルを尊敬していたと答えるアンに「君の望みは?」と力を使ってルシファーは聞き出します。
するとアンは「パパを超えたい」と答えます。
ルシファーはそれを聞いて「師匠に取って代わりたいということだろう」と言います。
その時クロエの電話にハビエルに盛られた毒物の検証結果が伝えられます。
毒物は水銀でその他ヘロインも混入されていることがわかります。
クロエはアンの腕にヘロインの注射跡がないか確認しようとしますがアンは突然吐血し倒れます。
何者かによって毒を盛られたアンは救急車で運ばれ、再び捜査は振り出しに戻ります。
ダンが捜査協力をしに現れ、事件の容疑者としてヘロイン常習者で元レストランの従業員ナオミの資料を持ってきます。
ナオミは2日前ハビエルとアンに対して暴言を吐いていたことが分かります。
捜査の新たな展開に入ろうという時に、ルシファーは相変わらずダンに対して「ダメダメ刑事」と揶揄するのでダンは早々に立ち去ろうとします。
そんなダンをクロエは呼び止め今夜のペネロピのディナーに誘い、ダンも了承します。
父を殺したのは息子?
クロエとルシファーはナオミの自宅に向かいますが、誰もいません。
ルシファーは部屋に侵入し、クロエが止めるのも聞かず部屋を探索します。
そしてジュニアの身分証明書が入ったカバンを見つけたことで、ジュニアがナオミの家に滞在していることがわかります。
クロエも開き直り部屋をさらに捜索していると、隣の部屋から「oh! god」と喘ぎ声が聞こえてきます。
ルシファーはどんな時でも父親の名前を聞くことは不愉快だとクロエに愚痴を言います。
そしてペネロピみたいな楽しい母親が良かったと言うと、クロエは「子供みたいな母親よ」と言い女優の娘としてどんなに大変だったかと返します。
母親への怒りはどう対処してきたのかと聞くルシファーにクロエは「別のことに集中しようとしていた」と答えます。
そして部屋の中を見回していると壁にかかっている絵が傾いていることに気が付きます。
クロエはその絵を壁から外し裏返すと、ヘロインが入った袋が隠されていました。
ちょうどその時、ナオミが部屋に帰ってきます。
驚くナオミにクロエはヘロインのことを話し、2日前ハビエルたちと口論していたことを確認します。
ナオミは1年前ジュニアが家出するまでハビエルに反対されながらも交際していましたが、家出と同時に別れていました。
しかしジュニアが戻るということを聞き、ハビエルに再び交際を認めてほしいと2日前仲直りをしにレストランに行っていたのでした。
ヘロイン常習者では交際に反対されても仕方ないだろうというルシファーに、ヘロインは自分もジュニアも止めているとナオミは言います。
そしてナオミはハビエルとの朝食はジュニアだけ行っており、その頃ドラッグをやめさせるためのスポンサーに会っていたと話します。
ルシファーはなぜ1人でジュニアは朝食に行ったのかと尋ねると「ジュニアはけじめをつけるために1人で行った」とナオミは答えます。
それを聞いてルシファーはジュニアが「親父と食事がしたかった」と言ったのは、「最後の食事がしたかった」ということだろうと推測します。
クロエはナオミにジュニアの居場所を尋ねますがナオミはわからないと言います。
クロエとルシファーはジュニアを探すため部屋を後にします。
クロエはジュニアに対して同族嫌悪のように私情を挟むルシファーに苦言を呈しますが、ルシファーは偉大な父との複雑な関係から抜け出せたのはどんな気分だろうと否定しません。
その時クロエの電話が鳴ります。
ジュニアの居所が分かったのかと聞くルシファーに別件だと伝え、緊急事態だと言って1人車に乗り込みクロエはルシファーを置いて去っていきます。
<h3>母と娘の確執</h>
クロエが向かったのは自宅。
そこにいたのはドレスアップしたトリクシーとペネロピでした。
さきほどの電話はベビーシッターからでペネロピに追い返されたと訴える電話でした。
自分の仕事のためにトリクシーをオーディションさせようとするペネロピにクロエは「家族を利用しないで」と怒りをぶつけます。
そして許可なく勝手に家に入らないでと言うクロエに「元々は自分の家だ」と主張するペネロペ。
クロエはトリクシーの方を振り返ると、忽然と姿を消していることに気が付きます。
パニックになりながらも家や近所を探しますがトリクシーは見つからず、ダンにも電話をしますが見つかりません。
ペネロピがクロエを落ち着かせているとクロエのスマホにタクシーの配車サービスの通知が来ます。
そこで勝手にトリクシーがクロエのアカウントを使い、タクシーを配車したのがわかります。
トリクシーが向かったのはルシファーのクラブでした。
突然子供がきたことに驚きながらもメイズは「どちらさま?」と対応します。
トリクシーはルシファーの友達だと言いますが、メイズは呆れつつ「いない」と答えます。
待つというトリクシーにメイズは酒を差し出し用件を聞くと「大人同士がいつも喧嘩する」と答えます。
以前はクロエとダンがよく喧嘩をしており、今回はクロエとペネロピだと悲しそうです。
メイズはどんなことで喧嘩したのか内容を聞き、トリクシーに将来の夢を尋ねます。
動物の飼育員になりたいと答えるトリクシーに「私も一種の飼育員だった」とメイズ。
2人は一気に和やかな雰囲気になります。
そこへクロエが駆けつけ、トリクシーと再会します。
クロエはメイズにお礼を言いますが、メイズは相変わらず素っ気ない態度で返すのでした。
家族の晩餐
その頃、ナオミの部屋の窓から侵入するジュニアにソファで寝そべっていたルシファーが声を掛けます。
父親を殺しただろうと言うルシファーにジュニアは殺していないと答えます。
ジュニアはハビエルから贈られたナイフを取りに部屋へ戻ってきていたのでした。
独善的な父親から解放されたのに全く嬉しそうではなく悲しそうなジュニアを見てルシファーは「本当に殺していないのか」と信じられない様子です。
その夜、ペネロピのディナーにクロエとトリクシー、そしてダンがやってきました。
ペネロピはルシファーが友達を連れてディナーを用意してくれたと話します。
キッチンから現れたのはルシファーとジュニアでした。
ダンはトリクシーの大好物であるチョコレートケーキを渡すと部屋で特別に食べていい、と言って席を外させます。
クロエは殺人の容疑者に料理を作らせたのかと憤慨しますが、ルシファーは気にせずディナーを開始させます。
美味しそうなメキシコ料理を見てペネロピはさっそく口にしようとしますが、クロエはそれを止めます。
1人理解できないペネロピに、ルシファーがクロエはジュニアがハビエルを毒殺した容疑者だと疑っていること、しかしながらジュニアはハビエルとの和解を望んでおり殺人者ではないということを説明します。
ジュニアはクロエを見据え「殺していない」と言います。
証拠がないとクロエは言うと、ルシファーは「君だって母親を殺したいと思っても殺さないだろう」と指摘します。
それを聞いたペネロピはトリクシーの件で自分を殺したいのか?と再び険悪なムードになります。
そんな状況を見てダンはクロエをフォローしますが、今度はルシファーが2人は復縁が近いのかと突っ込みます。
それを聞いてペネロピが「復縁するの?」と色めき立ちますが、クロエは「1回キスしただけだ」と答えます。
ルシファーは「だから僕と寝てくれないのか」と面白くなさそうに呟くとダンが聞き捨てならないと聞き返します。
混乱してくる会話を聞いてジュニアが思わず吹き出し、「親父と俺みたいだ」と呟きます。
ハビエルとジュニアはいつも会えば口論しており、それが嫌で家を出ていたジュニアにとって懐かしい風景だったのです。
ジュニアは家出してもどこにいても父親の姿があったと言い、ハビエルが自分の一部で誇りだったことに気が付いたと話します。
あの事件の前夜もそのことをハビエルに伝えに戻ってきていたのでした。
そして今夜のディナーに用意したメニューは家出中に菜食主義になっていたジュニアが考案した野菜だけのメキシコ料理で、ハビエルに披露したかったものだと言います。
参考人として警察署で供述を取らなければならないというクロエを遮り、ダンがこの場から離れたいから自分がジュニアを連れていくと言います。
そしてルシファーを見ると「あんたを味方をする理由が欲しかったが残念だ」と告げ、ジュニアを連れて出ていきます。
ペネロピは食欲が失せたと言って席を外し、クロエとルシファーだけが取り残されます。
ルシファーはジュニアのことを自分と重ねていたが、結局は父親と同じになることを選んだんだと残念そうです。
それを聞いてクロエは呆れて席を立つのでした。
食事を片付けた後、部屋で1人事件の資料を見返すクロエのもとへルシファーが現れます。
クロエは検出されたヘロインがナオミのものとは別種だったと報告を受けたことを伝えます。
ジュニアは無実で他に犯人がいるということでした。
しかしなぜ犯人はわざわざジュニアを疑わせるようヘロインを混ぜたのかと疑問が残ります。
怪しいのは副料理長のアンですが毒で死にかけており、アンが店の後継者となるのはわかっていたのになぜハビエルを殺す必要があったのか動機がわかりません。
クロエは「ジュニアの改心をみてパパが心変わりしたのでは?」と推測を立て、アンが入院する病院に電話をします。
しかしアンはすでに無理やり退院しており不在でした。
家族への嫉妬
ハビエルの店では慌てた様子でアンがキッチンを漁っています。
アンはハビエルを殺した毒物の隠滅を謀ろうとしていましたが、駆けつけたルシファーとクロエに見つかってしまいます。
アンがハビエルを殺してしまったことを嘆くのを見て、クロエは「本当はハビエルではなくジュニアを殺すつもりだったのでは?」と指摘します。
アンはヘロインに毒薬を混ぜジュニアがオーバードーズしたように見せたかったのです。
しかしアンはジュニアが菜食主義になっていたことを知らず、ヘロインと毒を混ぜた肉料理はハビエルが代わりに食べてしまったのです。
アンは恵まれた環境を捨てておきながら戻ってきたジュニアを恨んでおり、なおかつハビエルが実の子可愛さに店の後継者にしようとしたことを知り毒殺を実行したのでした。
全てを話し終える直前、アンは厨房の油が入った缶などを蹴散らすと火を着けて逃走します。
ルシファーとクロエは火が回るレストランに取り残されますが、ルシファーはクロエを抱えて火に包まれたレストランから脱出します。
クロエが側にいると不死身ではなくなるルシファーの腕には痛々しい火傷が。
思わず苦笑いするルシファーにクロエはハビエル毒殺の証拠である毒物を見せ、2人は微笑みあいます。
それから消防隊が来てレストランの火事は鎮火され、アンも報せを受けた警察官たちに逮捕されます。
クロエは改めて「助けてくれてありがとう」とルシファーに言います。
そこへ丸焼けになったレストランを見て呆然と立ち尽くすジュニアがいました。
クロエが「ハビエルはあなたを後継者にしようとしてた」と話すと、ジュニアは「建て直して自分の店にしようか」と新たな決意を固めます。
邂逅
その頃、リンダが書類を整理しているとメイズが訪れます。
そしてリンダにメイズは「友達ができた」と話します。
アドバイスに従ってくれたことを喜ぶリンダはどんな友達かと聞くとメイズは「8歳の女の子」とトリクシーのことを話します。
一瞬呆気に取られますがリンダは受け入れ「次はお酒の飲める友達もいたらいいわね」と答えます。
するとメイズは「これから一緒に飲みにいかない?」とリンダを誘い、リンダも快く受けるのでした。
自宅に戻ったクロエ。
ソファで寛ぎながら1人ワインを飲むペネロピがいました。
一瞬気まずい空気が流れますが、ペネロピの隣にクロエは座って一緒にワインを飲み始めます。
明日また仕事で旅立つペネロピは、これまで親らしくいられなかったことを詫びながら「あなたの幸せを願っていた」と話します。
クロエもそれに対して「分かっている」と答えます。
ペネロピは「たまには羽目をはずしなさい」とアドバイスをし、寝室に戻ります。
クロエはソファのサイドに置いてあるクロエとトリクシー、そしてダンの家族写真を見やります。
郊外の工場ではダンがマルコムと落ち合っていました。
ダンはルシファーのことを「ろくでもない奴だ」と言い、マルコムはそれに共感します。
しかしダンはマルコムに手錠を放り投げると銃を構え「だが、殺させはしない」と言います。
マルコムは自分が捕まればダンも捕まるぞと脅しますが、ダンはそれでも構わないと答えます。
マルコムはダンの決意に降参したように見えましたが、一瞬の隙をついてダンに飛び掛かります。
2人は激しい乱闘を繰り広げますが、最後にはマルコムに首を絞められダンは失神してしまいます。
失神したダンのスマホをマルコムが取り出すとクロエから復縁を持ち掛けるメールが届いていました。
それを見てマルコムは「代わりに返事しておいてやる」と言って何やらメールを打ち始めるのでした。
ルシファーは自宅で一人酒を飲んでいるとクロエが訪ねてきます。
突然の訪問にルシファーは驚きますが喜びを隠しきれません。
しかし、クロエは見たことないほど泥酔しておりいつものお堅い感じがありません。
ルシファーが酔った理由を聞くとクロエは「ダンがメールで終わりにしようと言ってきた」と怒り始めます。
ダンのことで泥酔していると知り、ルシファーはクロエのあられもない姿に困惑しながらも必死で宥めます。
クロエは「あなたは好きなことをやる。いいわよね」と言うとルシファーにキスを迫りますが、ルシファーは体をのけ反らせ「体が拒否している」とクロエを止めます。
クロエは初めて会った時から口説いて「一緒に寝よう」と誘っていたルシファーの意外な行動に驚きます。
ルシファーもまたとないチャンスのはずなのにその気になれない自分に驚いています。
そうしてクロエはようやく冷静さを取り戻し、自己嫌悪に陥ります。
ルシファーは「誰でもこんな時はある」と慰めますが、クロエは「いつもの私はこんなことしない。まるでママみたいだ」と嘆きます。
ルシファーはクロエの肩を抱き、皆子供が親のようになるとは限らないと慰めます。
クロエはいつのまにかルシファーの肩に寄り添ったまま眠ってしまい、ルシファーはそれを見て思わず天を仰ぎ「oh! god…」と呟くのでした。
LUCIFER/ルシファーシーズン1第10話感想
泥酔したクロエ、とてもセクシーで女性から見てもキュンとしました。
いつものルシファーならノリノリになっているのにかなりタジタジになっててそれはそれで面白かったです。
何も結局手出しできないルシファーが思わず「oh! god」と呟いてしまう気持ちもわかりますが、ダンのことで悩むクロエに対するルシファーの誠実さを感じました。
悪魔が誠実? というのもクロエの影響が強いのかもしれませんね。
LUCIFER/ルシファーシーズン1第10話まとめ
今回は「家族」がテーマの話でした。
他人でも家族の絆を大切にする者もいれば、肉親でも家族から逃げたいと思う者もいる。
殺されたハビエルが大切にしたかったのは、結局は自分の血のつながった息子でした。
アンの嫉妬心からの殺人は許されないことでしたが、やりきれない部分もありました。
ルシファーとクロエ、それぞれの家族関係は複雑ですが今回の事件でクロエは少し母親と邂逅できたようです。
ダンはマルコムによって失神させられた隙に「別れたい」とクロエにメールを送られてしまい、クロエはメールで別れを切り出されたことで泥酔してルシファーの元へ行ってしまいました。
結局は手を出さずルシファーは天を仰ぐだけ。
これからこの3人の関係はどうなってしまうんでしょうか。
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※本ページの情報は2020年10月時点のものです。 最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。