ジャッキー・チェンとクリス・タッカーが共演したあの名作映画ラッシュアワーがドラマ化!
あらすじは?見どころは?キャストは?
映画が最高に面白かっただけに、ドラマもいろいろと気になりますね。
この記事ではあらすじ・みどころ・登場人物、ぜーんぶまとめて紹介します。
気になる更新情報も!
それでは見ていきましょう。

ドラマ版ラッシュアワーあらすじ
香港警察のリー刑事が、警察官の妹が殉職した知らせを受けるところから物語が始まります。
リー刑事の妹はロサンゼルスで歴史的価値の高い秘宝を警護していたが、何者かに強奪され警護に当たっていたチーム全員が死亡してしまいました。
リーは犯人がロサンゼルスの中国系マフィアだという情報を掴むと、妹の敵を討つため単身ロサンゼルスへ向かいます。
ロサンゼルス市警察の刑事となり、そこで型破りな操作方法で上司から睨まれている”お騒がせ刑事”カーターと組むことになります。
武術に長け規律を重んじる無口で堅物なリー刑事と、弾丸トークでお調子者のカーター、正反対のコンビの活躍を描くアクションコメディです。
ドラマ版ラッシュアワーみどころ
テレビドラマ版ではリーとカーターのバックグラウンドがより深く掘り下げられています。
早くに両親を亡くし妹と2人で生きてきたリー刑事。
そんなたった一人の肉親を奪われ天涯孤独となってしまったリーの悲しみと犯人を追う執念が、香港からロサンゼルスまで海を越えるという彼の行動に表れています。
明るく悩みのないように見えるカーターも、いとこが軽犯罪を繰り返しその尻拭いをさせられ続けていました。
やってはいけないことだと分かっていながらも、人情に篤い性格から助けてしまいます。
罪悪感を抱えながらも人前では軽口やブラックジョークを言ったりお調子者な行動をとるカーターに映画版とは違う印象を受けます。
オリジナルでも見られた主人公2人のテンポの良いコミカルなやりとりに映画版よりも深い人物設定とストーリーでなかなか面白いお話しだと思っていたのですが、なんとシーズン1で打ち切りになってしまいました…。
確かに主役の2人に華がないというか、そもそも映画版のジャッキー・チェンとクリス・タッカーのコンビと比べるのも可哀想な気がしますが…
ラッシュアワーというとどうしても、あの二人が浮かんでしまうと言ったところでしょうか。
ですが、ドラマ版のリー刑事のアクションもキレッキレですし、カーターもオリジナルと比べると小柄ではありますけど小柄がゆえにコミカルなキャラクターが強調されていて映画版を見てない人には十分面白いドラマになっていると思います。
カーター役のジャスティン・ハイアーズがこのドラマの打ち切り後早々に次のドラマのレギュラーを獲得してたりしますので、そこまで役者自体の評価が低いということではないのかもしれません。
ジャッキーとクリスの二人の存在感がデカ過ぎた、あの二人やっぱヤバイわ~
と思うのが一番しっくりきます。
映画版が好きな方はシーズン1だけですし、ラッシュアワーファンとしてチェックしとこうかな?位の気持ちで見るのが良いかもしれませんね!
ドラマ版ラッシュアワー登場人物
続いてはドラマ版ラッシュアワーのキャストを紹介します。
ジョナサン・リー
引用:AXN
武術の達人で規律を重んじ周囲からの信用も厚い妹のキムを過保護になるほど溺愛していたが、キムがロサンゼルスで殉職した知らせを受けると単身渡米し、真逆の性格のカーターと反目しつつも、協力して捜査にあたります。
妹への愛情が全ての行動の原点のような人です。
ロサンゼルスへ単身渡米したのも妹を失ってせめて犯人をこの手で捕まえないと生きる目的が失くなってしまうのでしょう。
普段静かで落ち着いてる人を怒らせると一番怖いってパターンですね。
演じるのはロンドン出身の俳優ジョン・フー。
中国人の父とアイルランド人の母とのミックス。
北京でマーシャルアーツを習得し世界各国で俳優としてキャリアを積んでいるそうです。
日本との接点としては2009年に映画化された格闘ゲーム「TEKKEN-鉄拳ー」で
主役を演じています。
ジェームズ・カーター
引用:AXN
ロサンゼルス市警察の刑事。
非常に優勝ではあるが、事件解決のためには手段を選ばないため”お騒がせ刑事”として警部からは目をつけられています。
香港から来たリーと組まされたことで初めは「子守役を押し付けられた」と気にくわない様子でしたが、共に捜査をするうちにリーの優秀さを認め信頼するようになります。
私は「手段を選ばない」と聞くと冷酷で狡猾な性格をイメージを持ってしまいますが、
そこはアメリカのキャラ設定ですね、こんなに陽気でお調子者なのに!優秀!っていうギャップが個人的には好きです。
ドラマ版では、情に篤い性格からその陽気さの裏にいとこの犯罪の尻拭いをさせられ続けているという影がついていて、不安要素が付きまとっているのですが。
この明るさが変化してしまうのか注目しながら見ていました。
演じるのはジャスティン・ハイアーズ。
ジョニー・デップ主演のテレビシリーズ「21ジャンプストリート」の映画版に出演するなど地道に俳優活動を続け、本作で主演に大抜擢されます。
「無名の新人を主演に起用」と決定当時は米メディアを騒がせていたようです。
マクガイバーにもレギュラー出演中です!

リンジー・コール
引用:AXN
ロサンゼルス市警の警部、カーターの上司。
カーターの優秀さは認めつつも、ルールを守らず規律違反を繰り返す自分勝手な行動をするカーターに目を光らせています。
カーターのお目付役ですね。
こういう人物がいるからカーターみたいなキャラクターが愛されるんだと思うんです。
お調子者にやり過ぎだぞ!って怒る人がいるからこそ成立するといいますか、「こち亀」の部長しかり「ルパンⅢ世」の銭形警部も…あ、みんな警察関係者…。
演じるのはウェンディ・マリック
ニューヨーク州出身「Just Shoot Me!」でエミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ人気を集めました。
映画では「レーシング・ストライプス」、「お買いもの中毒な私!」に出演しています。
まとめ
ラッシュアワードラマ版は映画版同様、リーとカーターの凸凹コンビが織りなす王道のアクションコメディになっています!
しかし、ジャッキー・チェンとクリスタッカーのコンビが強烈すぎて、映画版がお好きな方には少々物足りなく感じてしまうかもしれません。
ドラマ自体もシーズン1で打ち切りになってしまいました…。
ですが、ドラマ版の方が人物のバックグラウンドがより深く描写されていたりアクションやコメディのボリュームも増していますから、映画関係なく見るのならば面白い作品ですよ!
ドラマ版ラッシュアワーは2019年8月よりDlifeで放送予定。

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