
「『アストリッドとラファエル』のラファエル、あれって死んじゃったの…?」
シーズン5の最終回、アストリッドとテツオの結婚式のまっただ中で、指輪の毒に倒れて動かなくなったラファエル。
あのまま何の答えも出さずにエンディングに入る終わり方は、正直しんどかったですよね。
しかも続くシーズン6の第1話、フランスでの原題は「ラファエルの死」なんです。



これ、心臓に悪すぎると思いませんか…?
先に結論をお伝えすると、ラファエルは死んでいません。
シーズン6の第1話で昏睡から目を覚まし、後遺症と向き合いながら車椅子から杖へと回復していきます。



わたしも日本での配信・放送が待ちきれなくて、フランス側の情報を先に追いかけてしまいました♪
この記事では、海外ドラマ歴30年以上のわたしが、シーズン5最終話で起きたことからシーズン6でのラファエルのその後までを、順番に整理してお伝えします。
- ラファエルは死亡したのか(結論)
- シーズン5最終話の指輪の毒と黒幕の正体
- 毒の本当の標的は誰だったのか
- シーズン6でのラファエルの容体と回復の道のり
- シーズン5・6を今すぐ見られる配信先
シーズン5の最終回のモヤモヤをスッキリさせたい方、シーズン6を見る前に心の準備をしておきたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
⚠️ この記事にはシーズン5最終話とシーズン6全体のネタバレを含みますので、閲覧注意!
【結論】ラファエルは死んでいない!生存して回復に向かう
いちばん知りたいところからお答えしますね。
ラファエル・コストは、シーズン5最終話で指輪に仕込まれた毒に倒れて昏睡状態になりますが、シーズン6第1話のラストで目を覚まして生き延びます。
ただし「無事でした、はい終わり」という軽い扱いではなく、毒の後遺症で一時は車椅子での生活になるという、かなり重い形での生還なんです。
そしてシーズン6は、そのラファエルが病室から捜査に関わり、車椅子・杖と段階を踏んで現場に戻っていく1シーズンとして作られています。
まずはここだけ押さえておけば、安心してシーズン6の再生ボタンを押せますよ。
- ラファエルは死亡していない(昏睡から覚醒して生存)
- シーズン6第1話の原題は「ラファエルの死」だが、彼女は死なない
- 後遺症で一時は車椅子生活になり、第4話では杖で歩けるまで回復する
- 演じるローラ・ドヴェールは降板しておらず続投している
降板や死亡退場を疑ってしまったのは、この作品自身がシーズン1の最終話でレギュラーのひとりをきっちり退場させた前科を持っているからかもしれません。
でも今回に限っては違います。
実はこの入院・車椅子という展開には、劇中の毒とは別の背景があります。
ラファエル役のローラ・ドヴェールさんは、シーズン6の撮影時期に燃え尽き症候群(バーンアウト)だったことをインタビューで自ら明かしていて、出番を軽くしてほしいと制作陣に脚本の書き直しを頼んだ結果、ラファエルがシーズン前半を病院で過ごす形になったと語っているんです。
つまりこの入院・車椅子という展開は、「ラファエルを退場させるための布石」ではなく、女優さんの出番を減らすための脚本変更がきっかけだった、ということですね。
だからこそシーズン7にも、ラファエルはちゃんと戻ってきます。


シーズン5最終話で何が起きた?結婚式の指輪に仕込まれた毒
ここからは、あの衝撃のラストがどうやって組み立てられていたのかを整理していきます。
シーズン5の最終話は、事件の発端として映画の撮影現場で主演俳優が死亡するところから始まります。
当初は小道具の銃をめぐる事故のように見えていましたが、アストリッドとラファエルはすぐに違和感に気づきます。
黒幕アラン・ラマルクの正体とアストリッドへの執着
撮影現場の死は事故ではなく、緻密に設計された殺人でした。
その裏で糸を引いていたのが、脱獄中の殺人犯アラン・ラマルクです。
ラマルクは過去にアストリッドとラファエルが一度逮捕している知能犯で、アストリッドに対して異常なまでの執着を持つ人物として描かれてきました。
今回の彼は自分の手を汚さず、他人を実行犯として動かして、アストリッドに解かせるための謎を用意するという遊び方をしてきます。
最後にはアストリッドの旧友サミを人質に取りますが、ここはラファエルが体を張って救出に成功します。



ラマルク本人はこの回で退場することになります。
問題は、彼が退場したあとにも仕掛けが残っていたことなんですよね。
毒の本当の標的は?狙われたのはラファエルではない
ここが、シーズン5だけを見ていると分かりにくい大事なポイントです。
アストリッドとテツオの結婚式の最中、ラファエルはふと指輪を自分の指に通します。
その瞬間に異変が起き、彼女はその場に倒れてしまいます。
この指輪には毒が仕込まれており、それを仕掛けたのはラマルクでした。
ここが誤解されやすいところなのですが、シーズン6第1話でのふり返りでは、毒が仕込まれていたのはテツオの指輪で、ラマルクが狙っていたのはテツオだったと説明されています。
テツオを殺すことでアストリッドを打ちのめす、というのがラマルクの狙いで、ラファエルはたまたまその指輪を試してしまったために毒を受けた、という形なんですね。
ただし、シーズン5が放送された当時の解説記事には「毒が仕込まれていたのはアストリッドの指輪だった」と書いているものもあり、この点は解説によって食い違いが残っています。
どちらの説明でも共通しているのは、ラファエル自身は最初から標的ではなかったということです。
ラマルクにとっては、自分が退場したあとにアストリッドの人生でいちばん幸せな瞬間を壊す「最後の一撃」だったわけですね。



この構図を知ってから見返すと、アストリッドの受けたショックの重さがまったく違って見えます…。
自分の結婚式で相棒が倒れたという事実は、シーズン6でのアストリッドの行動原理そのものになっていきます。
シーズン5の放送・配信のスケジュールをあらためて確認したい方は、こちらの記事もどうぞ。
>>『アストリッドとラファエル』シーズン5のNHK放送予定・配信情報はこちら
シーズン6第1話のタイトルが「ラファエルの死」だった理由
シーズン6の第1話は、フランスでの原題が「La mort de Raphaëlle(ラファエルの死)」というタイトルです。
正直、このタイトルを最初に見たときは「本当にやるの…?」と身構えてしまいますよね。
ですが実際に描かれるのは、生死の境をさまよったラファエルが再び目を覚ますまでのプロセスで、彼女は死にません。
制作側が「あえてミスリードを狙った」と明かしているわけではありませんが、少なくともタイトルどおりの結末ではないので安心してください。
ちなみに日本での扱いは配信形態によって違いがあります。
日本の字幕版は番組表で「#1」のように話数だけが表示されることが多く、日本語のサブタイトルがはっきり分かるのはNHK総合の吹替版です。そのNHK版では、第1話が「オーディン」という独自タイトルになっています。
ただしこれはNHKが第1話だけ気を遣った、というわけでもなさそうです。シーズン6の8話を見比べると、原題の直訳と一致するのは第4話「万物の理論」くらいで、NHKは毎回オリジナルの邦題を付ける方針のようなんですよね。第1話が「オーディン」になったのも、その流れの中の1本と見るのが自然だと思います。
おもしろいのは、この第1話がラファエルの容体だけで1話を使い切るわけではないところです。
ラファエルが病院にいる間、心霊現象のインチキを暴く人気配信グループを主催するレオが、自宅でピアノの下敷きになって死亡するという、いかにも本作らしい奇妙な事件が動き出します。
超常現象に見える出来事を、資料と論理で解体していくアストリッドの手つきは健在で、謎の霊能者オーディンが捜査線上に浮かんできます。



「死」を掲げておいて、実際には「生き延びた側がどう生きるか」を描く1話なんですね。
海外ドラマを30年以上見ていると、この手の煽りタイトルには何度も引っかかってきました。
それでも今回のタイトルは、走り回る現場の刑事だったこれまでのラファエルが一度終わり、別のやり方で捜査に関わる彼女が始まる、という意味では的を射ているとも受け取れます。
シーズン6でのラファエルの容体・回復までの道のり
ここからは、目覚めたあとのラファエルがどうなるのかを見ていきます。
シーズン6は全8話で構成されていて、ラファエルの回復が大きく前進するのは第3話から第4話にかけてです。
1話で劇的に治るような描き方ではなく、事件を追いながらリハビリと向き合う日常が並行して描かれるのが特徴です。
相棒ものとしての立ち位置も、ここで大きく変わることになります。
一時は車椅子生活に。ビデオ通話で捜査に参加
長い昏睡から目覚めたラファエルを待っていたのは、思うように動かない両脚という現実でした。
シーズン6第1話では、アストリッドが病室に持ち込んだスマホのビデオ通話でラファエルも捜査に加わります。
ただしこの第1話には仕掛けがあって、実はこのときのラファエルはまだ意識が戻っておらず、目を覚ますのは第1話の終盤なんです。
現場に出られない彼女に手を差し伸べるのが、ほかでもないアストリッドなんです。
第2話では病院を抜け出して警察署に顔を出し、第3話では車椅子のまま遺体発見現場に臨場します。
周囲の反応に戸惑う場面もありながら、画面越しではなくその場で違和感を言葉にしていく強さは変わりません。
これって、体当たりで走り回るタイプだったラファエルにとっては、いちばん歯がゆい時期だったはずですよね。
それでも運命に屈しない姿勢を崩さないところが、この人の魅力だとあらためて感じさせられます。
第3話の終盤で足の感覚が戻りはじめ、第4話では杖を使って歩けるところまで回復します。
ただしシーズン6は「めでたく完治」では終わりません。
終盤のラファエルは指先のしびれに悩まされ、最終話では神経毒の後遺症による微細神経障害と診断されて、刑事として現場に立ち続けられるのかという新しい問題を突きつけられます。


トラウマと向き合いながらアストリッドたちとの絆を再構築
シーズン6でもうひとつ大きいのが、体だけでなく心のダメージが描かれることです。
結婚式という幸せな場所で命を奪われかけたわけですから、当然その記憶は簡単には消えません。
ラファエルはトラウマを抱えたまま、恋人ニコラとの関係や仕事への戻り方を手探りで作り直していきます。
思えばラファエルは、シーズン4の終わりに妊娠がわかり、シーズン5の序盤で流産してしまうというつらい出来事も経験していました。
この人のシーズン5からシーズン6は、ずっと喪失と再生の連続なんですよね。
本作の相棒関係を語るうえで欠かせないのが、アストリッドが自閉スペクトラム症の当事者だという設定です。
決まった手順や環境が崩れることに強いストレスを感じるアストリッドにとって、衝動的で現場慣れしたラファエルは、これまでずっと社会とのあいだに立ってくれる存在でした。
そして関係性の面では、シーズン1では守る側だったラファエルが、今度は支えられる側に回るという逆転が起きます。



この逆転こそ、6シーズンかけて積み上げてきた二人の関係のご褒美だと思いませんか?
さらにシーズン6では、中断されてしまった結婚式の行方と、テツオが抱えるある秘密も物語の柱になっていきます。
捜査パートも相変わらず一筋縄ではいかない題材ぞろいで、NHK総合の吹替版でのシーズン6のエピソードは次の8本です。
- オーディン
- ユベールの導き
- 血塗られた守り神
- 万物の理論
- 遺体なき殺人
- デジタルの悪魔
- ギロチン
- 億万長者の遺言
タイトルを並べただけでも、心霊・呪物・数学・儀式と守備範囲が広くて楽しそうやん、と思ってしまいますよね。
キャストはサラ・モーテンセン(アストリッド役)、ローラ・ドヴェール(ラファエル役)、ブノワ・ミシェル(ニコラ役)ほか、おなじみの顔ぶれが続投しています。
『アストリッドとラファエル』シーズン5・6はどこで見れる?
ここまで読んだら、もう続きを見たくてたまらないですよね。
ちなみに本国フランスでは、この結末はすでに2024年12月に放送済みで、シーズン6も2025年10月から放送されています。
つまり日本の視聴者は1年以上「答え」を知らされないまま待たされていたわけで、「ラファエル 死亡」と検索してしまうのも無理はないんですよね。
2026年8月時点で、シーズン5もシーズン6もU-NEXTで字幕版が見放題配信中です。
シーズン6は2026年8月1日に配信が始まったばかりなので、シーズン1から一気に追いかけるにはちょうどいいタイミングだと思います。
日本初放送はミステリーチャンネル・スカパー!(字幕版)で、その後NHK総合でも貫地谷しほりさんの吹替版が放送されるという流れがシリーズの定番になっています。
NHK総合でのシーズン6吹替版は2026年4月5日から日曜よる11時に全8話が放送され、2026年8月時点ではすでに放送を終えています。
NHK ONEでの見逃し配信も2026年8月時点では終了しています。
吹替でじっくり追いたい方は、シーズン5まではHuluやAmazonチャンネルの「シネフィルWOWOWプラス」でも見られますが、シーズン6を今すぐ見るなら字幕版がU-NEXTで見放題です。
- U-NEXT=シーズン1〜6が字幕で見放題(シーズン6は2026年8月1日配信開始)
- ミステリーチャンネル・スカパー!=シーズン6を2026年2月に日本初放送済み(字幕版)
- NHK総合=シーズン6の吹替版を2026年4月5日から放送済み(見逃し配信は終了)
- Hulu・シネフィルWOWOWプラス=シーズン5までなら吹替でも視聴可
今すぐシーズン5からシーズン6まで一気に見たい方は、U-NEXTがいちばん手っ取り早いという状況です。



放送済みの回は見逃すと追いかけにくいので、まとめ見なら配信のほうが気楽ですね。
| サービス名 | 配信状況 | 字幕・吹替 | 月額料金(税込) | 無料トライアル | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| U-NEXT | ⭕️ 見放題 | 字 | 2,189円 | 31日間 | シーズン1〜6が見放題 |
| ミステリーチャンネル(スカパー!等) | 📺 放送済み | 字 | 加入プランによる | – | 2026年2月に日本初放送。8月にもシーズン1〜6を一挙放送 |
| NHK総合 | 📺 放送済み(見逃し配信終了) | 吹 | – | – | 2026年4月5日から全8話 |
| J:COM STREAM | ⭕️ 見放題 | 字 | 加入プランによる | – | 2026年2月24日にシーズン6を一挙配信 |
| Hulu | 🔺 シーズン5まで見放題 | 字・吹 | 1,026円 | なし | 2026年10月から1,320円に改定 |
| Amazonプライムビデオ | 🔺 チャンネル経由で見放題 | 字・吹 | 600円+490円 | 30日間 | Amazonチャンネル「シネフィルWOWOWプラス」に加入すれば視聴可 |
| Netflix | ❌ 配信なし | – | 890円〜 | なし | – |
なおAmazonプライムビデオには、プライム会員特典としての見放題配信はありません。ただしAmazonチャンネルの「シネフィルWOWOWプラス」(月額490円・初回7日間無料)に加入すれば、字幕版でも吹替版でもシリーズを楽しめます。
「今すぐシーズン5・6を追いかけたい!」という方は、こちらから簡単に視聴できます。
各シーズンのあらすじや放送の経緯をまとめて確認したい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
>>『アストリッドとラファエル』全シーズンのまとめ記事はこちら
まとめ
最後に、この記事の要点をおさらいしておきますね。
ラファエルはシーズン5最終話で指輪の毒に倒れましたが、死亡はしておらず、シーズン6で目を覚まします。
その毒はラファエルを狙ったものではなく、彼女は結婚式の指輪をたまたま試したために倒れてしまいました。
だからこそシーズン6は、二人の関係が新しい形に組み替わる特別なシーズンになっています。
- ラファエルは死亡していない(昏睡から覚醒して生存)
- シーズン6第1話の原題は「ラファエルの死」だが、彼女は死なない
- 後遺症で一時は車椅子生活となり、ビデオ通話で捜査に参加する
- 第3〜4話で車椅子から杖へ回復するが、最終話で新たな後遺症が判明する
- シーズン5・6ともにU-NEXTで見放題配信中(2026年8月時点)
- 本国フランスではシーズン7の撮影が2026年3月にスタート済み
そしてもうひとつ、ラファエル生存の何よりの証拠になるのがシーズン7の存在です。
本国では2026年3月からシーズン7(全8話)の撮影が始まり、サラ・モーテンセンとローラ・ドヴェールが揃って新シーズンに参加すると報じられています。
しかもシリーズで初めてフランス国外での撮影が行われ、その舞台にはパリに加えて東京が含まれているそうです。
ただしローラ・ドヴェール本人は、自分の希望で出番を軽くしてもらったため、東京での撮影に自分が加わるかは分からない、と語っています。



テツオの存在を考えると、東京編がどう描かれるのか気になりますね。
本国での放送はフランスのメディアで2026年秋のFrance 2と伝えられており、これまでのタイムラグを考えると日本での放送・配信はもう少し先になりそうです。
その日を待つ間に、シーズン5の重い最終話とシーズン6の再生の物語をじっくり味わっておくのがおすすめですよ。
※本ページの情報は2026年8月時点のものです。最新の配信状況・料金は各公式サイトにてご確認ください。








