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「『NCIS:LA』って結局、誰がいつ降板したの?死亡って本当?」
『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』は、2009年9月から2023年5月まで米CBSで放送された全14シーズンの犯罪捜査ドラマです。
本家『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のシーズン6第22・23話「Legend」前後編に挿入されたバックドア・パイロット(本編の中で新チームをお披露目する回)から生まれた、NCISシリーズ最初のスピンオフでもあります。
ちなみに本家『NCIS』自身も『JAG』のバックドア・パイロットから生まれた番組なので、入れ子のような系譜なんです。
ロサンゼルスの特殊計画部(OSP=Office of Special Projects)を舞台に、身分を偽って敵の懐へ潜り込む「潜入捜査」を軸にしたスタイルは、本家のオフィス感とはまったく別物でしたよね。
ただ、14年という長さは、そのままチームの顔ぶれが入れ替わっていった14年でもありました。



わたしも、あの人が画面から消えたまま何の説明もない期間がつらくて、何度も検索してしまいました…。
しかも『NCIS:LA』の場合、「降板」と一口に言っても中身がまったく違うんです。
劇中で命を落とした人、俳優さん本人が亡くなってしまった人、契約を更新しなかった人、体制変更でレギュラーから外れた人。
これがごちゃ混ぜのまま語られるせいで、元気に活動している俳優さんにまで「死亡説」が付いてしまうのが、このシリーズの検索事情のややこしいところなんです。
この記事では、海外ドラマ歴30年以上のわたしが、シリーズ14年分の降板キャスト8人を時系列で整理しました。
「劇中でどう退場したのか」と「現実側で何があったのか」を必ずセットで、公式発表と推測をきちんと分けてお伝えしていきます。
- 『NCIS:LA』降板キャスト8人が「いつ・どう去ったか」の早見表
- 劇中で死亡したキャラと、実際に亡くなった俳優の切り分け
- 降板理由を4タイプに分けた、それぞれの事情と公式コメント
- ヘティ・ラングの行方と、リンダ・ハントの2026年時点の状況
- 完結後のキャストの現在と、2026年秋に始まる新シリーズ
- 『NCIS:LA』を2026年9月時点で見られる配信サービス
⚠️ この記事はシーズン1から最終シーズン14までの退場・生死に触れます。さらに本家『NCIS』シーズン22・23、および『NCIS: New York』への言及も含みますので、未視聴の方はご注意ください。
降板したキャストの回をもう一度確かめたくなったとき、日本で『NCIS:LA』を全話まとめて見放題で見られると2026年9月時点で確認できたのはHuluです。
2026年9月時点で、シーズン1から最終シーズン14まで字幕・日本語吹替とも全323話が見放題で揃っています(最終シーズン14の21話も吹替版が配信中です)。
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『NCIS:LA』降板キャスト8人一覧【早見表】
まずは全体像から押さえていきましょう。
『NCIS:LA』でレギュラー、あるいはそれに準じる立場から去ったキャストは、シリーズ14年で8人います。
ここでいう「降板」は、俳優さんの意思による離脱だけを指しません。劇中で死亡したケース、俳優さんが亡くなったケース、体制変更でレギュラー枠から外れたケースも含めて、視聴者から見て「いなくなった人」を時系列に並べています。
まずは表でざっと眺めて、気になる人の詳しい事情は後の章で確認してみてくださいね。
| 役名 | 俳優 | 在籍 | 退場のかたち | 理由の種類 |
|---|---|---|---|---|
| ドミニク・ヴェイル | アダム・ジャマル・クレイグ | S1 | S1第21話で殉職 | ①製作側の創作判断 |
| ネイト・ゲッツ | ピーター・キャンバー | S1(以降ゲスト) | 海外へ再配置 | ④体制変更・脚本上の判断 |
| オーウェン・グレンジャー | ミゲル・フェラー | S3〜S8 | S8第16話で退場 | ③俳優側の事情(逝去) |
| シェイ・モズリー | ナイア・ロング | S9〜S10第6話 | 失踪して消息不明 | ②契約・キャリア |
| ハーレー・ヒドコ | アンドレア・ボルドー | S9 | S10第1話で死亡が判明 | ④体制変更・脚本上の判断 |
| エリック・ビール | バレット・フォア | S1〜S12 | S12最終話で東京へ | ②契約・キャリア |
| ネル・ジョーンズ | レネー・フェリス・スミス | S2〜S12 | S12最終話で東京へ | ②契約・キャリア |
| ヘティ・ラング | リンダ・ハント | S1〜S12(S13〜14は特別出演) | S13第1話でシリアへ | ③俳優側の事情(出演調整・理由非公表) |
なおレギュラー枠ではありませんが、サムの妻ミシェル・ハナも劇中で命を落としています(シーズン8)。こちらは次の章で扱いますね。
こうして並べると、退場が集中している時期がはっきり見えてきますよね。
シーズン1で2人、シーズン8から10にかけて3人、そしてシーズン12から13にかけて3人。つまり『NCIS:LA』は後半5年で頭脳担当(エリック・ネル)と司令塔(ヘティ)を一気に失っているんです。
シリーズ終盤の空気が前半と違って感じられたのは、気のせいではなかったということですね。
逆に言えば、G・カレン(クリス・オドネル)、サム・ハナ(LL・クール・J)、ケンジー・ブライ(ダニエラ・ルーア)の3人は、シリーズレギュラーとして初回から最終回まで在籍しました。ただしケンジーは演者の妊娠にあわせて、劇中でアフガニスタン派遣という設定が組まれた時期があります。マーティ・ディークス(エリック・クリスチャン・オルセン)もシーズン1第19話の初登場以降、最後まで残っています。
「ディークスが降板した」という噂を見かけた方も多いと思いますが、こちらは事実ではないので安心してくださいね。


『NCIS:LA』で死亡したのは誰?劇中の死と俳優の逝去を整理
「NCIS LA 死亡」で検索する方がとても多いのですが、この検索には性質のまったく違う3つの疑問が混ざっています。
ドラマの中で亡くなったキャラクターのことなのか、現実に亡くなった俳優さんのことなのか、それとも「あの人、亡くなったって聞いたけど本当?」という不安なのか。
ここを混ぜたまま読むと誤解が広がってしまうので、3つに分けて整理します。


劇中で死亡したのはドミニク・ヴェイル、ハーレー・ヒドコ、ミシェル・ハナ
まずドラマの中で命を落としたレギュラー級のキャラクターは3人です。
1人目は新人捜査官ドミニク・ヴェイル。シーズン1第13話「Missing」(2010年1月26日放送)で拉致され、第21話「Found」(2010年5月4日放送)の救出作戦のさなかに撃たれて亡くなります。
2人目はハーレー・ヒドコ捜査官。シーズン9の最終話で単身メキシコへ向かったまま消息を絶ち、シーズン10第1話「To Live and Die in Mexico」(2018年9月30日放送)で遺体が発見されたことが告げられます。
3人目はサム・ハナの妻ミシェル・ハナ(アンジャニュー・エリス)。シーズン8第23話「Uncaged」(2017年5月7日放送)で誘拐され、救出は間に合いませんでした。
ミシェルは元CIAの潜入工作員という設定で、サムにとっては仕事の理解者でもあった人です。この死をきっかけにケンジーがディークスにプロポーズするという流れもあって、シリーズの空気を変えた一件でした。
実際に亡くなった俳優はミゲル・フェラーさん
『NCIS:LA』のレギュラー陣で、放送期間中に亡くなった俳優さんはミゲル・フェラーさんです。『ロボコップ』のボブ・モートン役でも知られ、父はホセ・フェラー、母は歌手で女優のローズマリー・クルーニー、いとこはジョージ・クルーニーという映画一家の人でした。
オーウェン・グレンジャー副部長を演じ、2017年1月19日に61歳で亡くなりました。がんによる逝去だったと各紙が報じています。



放送中のシリーズで、レギュラーの訃報が届くことのつらさは、何度経験しても慣れません…。
また、シーズン1にゲスト出演していたオーストラリア出身の俳優レイチェル・カーパニさんが、2025年12月7日に45歳で亡くなったことが同年12月中旬にご遺族から公表されています。長い闘病の末だったとご両親が説明していますが、具体的な病名は公表されていません。
カーパニさんはレギュラーではありませんが、KTLAやFOXなど複数の米メディアが報じた事実なので、ここに記しておきます。
それ以外の主要キャストは健在です
ここが一番お伝えしたいところです。
クリス・オドネル、LL・クール・J、ダニエラ・ルーア、エリック・クリスチャン・オルセン、リンダ・ハント、バレット・フォア、レネー・フェリス・スミス、ナイア・ロング、ピーター・キャンバーの各氏は、いずれも死亡の事実はありません。
むしろ後の章でご紹介するとおり、2026年9月時点で新作の主演が決まっている人もいます。
なぜ死亡説が生まれるかというと、演じたキャラクターが劇中で死んだり行方不明になったりすると、その情報がキャスト本人の話として一人歩きしてしまうからです。ヘティのように「消息不明」の状態が長く続いたキャラは特に誤解されやすいんですよね。
俳優さんの生死や健康に関する情報は、必ず本人の公式SNS、所属事務所や製作会社の発表、大手メディアの報道で確認してください。まとめサイトやSNSの伝聞だけを根拠にした未確認情報にはご注意くださいね。
降板キャスト8人それぞれの理由と退場エピソード
ここからは8人それぞれの事情を、シリーズの時系列順に見ていきます。
各項目では「劇中でどう退場したのか(シーズン・話数・放送日)」と「現実側で何があったのか」を必ずセットにしました。公式に発表されていることと、報道や推測にとどまることも区別して書いていきます。
降板の理由は、大きく4つのタイプに分けられます。


⚠️ ここからシーズン1〜14の退場エピソードの結末に触れます。閲覧注意!
①ドミニク・ヴェイル(アダム・ジャマル・クレイグ)シーズン1
OSPの新人捜査官ドミニクは、シーズン1第13話「Missing」で任務中に拉致されます。
チームは総力を挙げて捜索を続け、第21話「Found」でついに居場所を突き止めますが、救出作戦の最中に銃撃を受け、仲間の目の前で命を落としました。
これは俳優さん側の事情ではなく、製作側の創作上の判断だったと海外メディアでは説明されています。第1シーズンの段階で「このチームでも人は死ぬ」と視聴者に突きつけた、かなり思い切った選択でした。



本家『NCIS』もシーズン2でケイト・トッドを失っています。NCISシリーズは初期に「安全な人はいない」と宣言する伝統があるのかもしれませんね。
ドミニクの死は一過性の出来事では終わりませんでした。彼のデスクや遺品をめぐる描写はのちのシーズンでも折に触れて顔を出し、OSPというチームが背負った最初の喪失として語り継がれていくことになります。
②ネイト・ゲッツ(ピーター・キャンバー)シーズン1レギュラー
ネイトはOSPの作戦心理学者、いわゆるプロファイラー役です。
シーズン1ではレギュラーでしたが、シーズン2から出演枠がスペシャルゲストスター扱いに変わりました。劇中では海外任務へ再配置されたという設定で、以降は年に数回顔を出す立場になります。
時期的には、シーズン1第19話で登場したLA市警のリエゾン担当マーティ・ディークスがシーズン2からレギュラーに昇格したタイミングと重なります。チーム構成の見直しという体制変更の色合いが濃い交代でした。
ただ、ネイトは完全に消えたわけではありません。シーズン13第11話で久しぶりに復帰し、以降ふたたび断続的に登場して、最終回にも姿を見せてくれました。
ショーランナーのR・スコット・ジェミルは、以前から復帰を検討していたものの実現できずにいたこと、シーズン13ではカレンが抱える問題があったからこそネイトを呼び戻したことをTVLineのインタビューで語っています。
心理学者を「主人公の心が壊れかけたときに戻す」という使い方は、犯罪捜査ドラマとしてはとても正統派の一手だと思いました。
③オーウェン・グレンジャー(ミゲル・フェラー)シーズン3〜8
シーズン3から加わったNCIS副部長(Assistant Director)オーウェン・グレンジャーは、当初はヘティたちを監視する立場の「敵役」として登場した人物です。
それが年を重ねるごとにOSPの一員として信頼され、終盤には最も頼れる後ろ盾のひとりになっていきました。この変化の描き方が本当に見事だったんです。
ミゲル・フェラーさんは2017年1月19日に61歳で亡くなりました。
フェラーさんが画面に登場した最後の回はシーズン8第15話「Payback」(2017年2月19日放送)。続く第16話「Old Tricks」(2017年3月5日放送)で、グレンジャーの退場が描かれます。
ヘティが病室を訪ねると、そこはもぬけの殻。残されていたのは「病院はもう十分だ、片付けなければならない仕事がある」という趣旨のメモだけでした。
そしてエンドクレジットの前に、フェラーさんへの追悼カードが表示されます。



キャラクターを死なせず「まだどこかで仕事をしている」形で送り出した制作陣の判断に、当時どれだけ救われたか分かりません。
フェラーさんは『クロッシング・ジョーダン』『ツイン・ピークス』でもおなじみの俳優さんで、犯罪捜査ドラマのファンにとっては何度も再会してきた顔でした。あの独特の低い声が二度と聞けないのは、いまだに実感が湧かないままです。
④シェイ・モズリー(ナイア・ロング)シーズン9〜シーズン10第6話
シェイ・モズリー(『ボーイズン・ザ・フッド』『エンパイア 成功の代償』のナイア・ロング)はシーズン9から登場した太平洋作戦担当の執行副部長(Executive Assistant Director)で、グレンジャー退場後のOSPを外側から締める役割を担いました。
ところがシーズン9の終盤、彼女は誘拐された息子を取り戻すため、規則を破ってチームをメキシコへ動かします。これがシーズン10へ持ち越される大きな縦軸になりました。
退場はシーズン10第6話「Asesinos」(2018年11月4日放送)。カルテルが放った暗殺者を返り討ちにしたあと姿を消し、そのまま消息不明となって物語から退きます。
実世界の理由については、ナイア・ロングがシーズン10に向けた契約を更新しなかったと報じられています。出演は通算25話と伝えられています。
ちなみにモズリーの退場は、次にご紹介するハーレー・ヒドコの死と地続きです。「上司が私情で動いた結果、部下が命を落とした」という重い代償が同じ物語の中に組み込まれているんですね。
⑤ハーレー・ヒドコ(アンドレア・ボルドー)シーズン9
ハーレー・ヒドコはシーズン9から加わった捜査官で、モズリーが連れてきた新戦力という立ち位置でした。
シーズン9最終話で、彼女はモズリーの息子を救うため単独でメキシコへ向かい、そのまま行方が分からなくなります。そしてシーズン10第1話「To Live and Die in Mexico」(2018年9月30日放送)で、遺体が見つかったことがネルの口から告げられました。
降板の理由については、2026年9月時点で公式な説明は発表されていません。
ボルドー本人が退場について語った米メディアの取材では、本人からの申し出ではなく脚本上の判断だったことがうかがえる内容だったと報じられています。メキシコ編の危険度を視聴者に信じさせるために、誰かが失われる必要があったという見立てです。
ただしこれは報道側の解釈であり、製作陣の公式コメントとして確認できているものではありません。ここは推測として受け取ってくださいね。



1シーズンだけのレギュラーだったので、「もっと見たかった」という声がいまも残っているキャラクターです。
⑥エリック・ビール(バレット・フォア)シーズン1〜12
ハワイアンシャツと短パンでOSPの通信室に座っていたエリックは、第1話からの生え抜きメンバーです。
退場はシーズン12最終話「A Tale of Two Igors」(2021年5月23日放送)。彼が立ち上げた企業が東京へ拠点を移すことになり、エリックはOSPを離れて日本へ旅立ちます。
行き先が東京というのは、日本の視聴者としてはちょっと嬉しい別れ方でしたよね。
バレット・フォアはTVLineの取材で、降板は自分と製作陣の「相互の判断」だったと説明しています。またパンデミック下で自分自身を見つめ直す時間があり、新しい挑戦に向かいたい気持ちがあったことも語られています。
製作総指揮のR・スコット・ジェミルも、エリックとネルの2人を「長く出演してきた、自分のプロジェクトを持つ野心的な人物」として送り出す形にしたと説明していました。
なお2年後のシリーズ最終回(シーズン14最終話)に、フォアは出演していません。スケジュールの都合で参加が叶わなかったと報じられています。12年在籍した生え抜きがシリーズ最終回に不在というのは、ファンにとって小さくない心残りでした。
⑦ネル・ジョーンズ(レネー・フェリス・スミス)シーズン2〜12
ネルはシーズン2第4話で登場し、同シーズン第11話からレギュラーに昇格した情報アナリストで、エリックとのコンビはファンの間で「Neric(ネリック)」と呼ばれていました。
デスクの前に座っているだけの分析官では終わらず、現場に出て銃を撃ち、終盤にはヘティの後継候補として運用部長代行まで務めました。この成長の描かれ方が、ネル人気の理由だったと思います。
降板はエリックと同じシーズン12最終話。悩んだ末にOSPを離れ、エリックとともに東京へ向かうという着地でした。
2021年5月にDeadlineが「長年のシリーズレギュラー2人が同時に去る」と報じ、当時のファンダムはかなり動揺しました。11年、12年とOSPにいた2人が同じ回で抜けたのですから当然ですよね。



通信室の2人がまとめていなくなると聞いたときは、正直「これ、番組が持つの?」と思ってしまいました。
ただ、ネルには救いがありました。レネー・フェリス・スミスはシーズン14の最終回にゲストとして戻ってきてくれたんです。降板から2年越しの再登場で、きちんとお別れができた形になりました。
⑧ヘティ・ラング(リンダ・ハント)シーズン1〜12レギュラー
OSPの運用部長(オペレーション・マネージャー)ヘンリエッタ・「ヘティ」・ラングは、『NCIS:LA』という番組そのものの象徴でした。
シーズン1から12までシリーズレギュラーを務め、シーズン13と14ではスペシャルゲストスターという扱いに変わっています。
映像として最後に登場したのはシーズン13第1話「Subject 17」(2021年10月10日放送)。シリアでの任務に発つ形で、画面から姿を消しました。
2018年の交通事故、その後のコロナ下での出演調整と、事情は他の7人とは性質がまったく違います。降板理由そのものは公式に語られていないので、次の章で時系列を追ってお話ししますね。
ヘティ・ラングはどうなった?リンダ・ハントの現在
『NCIS:LA』の降板まわりで、いちばん検索されているのがヘティです。
断片的なニュースがバラバラに流れたせいで、全体像がつかみにくくなっているんですよね。ここでは分かっていることを時系列に並べ直して、「どこまでが公式発表で、どこからが未確定なのか」をはっきりさせておきます。
⚠️ この章は最終シーズン14と、本家『NCIS』シーズン22の展開に触れます。閲覧注意!
2018年の交通事故からシーズン10の欠席へ
出発点は2018年7月です。リンダ・ハントが交通事故に遭ったことが報じられ、これによりシーズン10の大半を欠席することになりました。
復帰したのはシーズン10第17話「Till Death Do Us Part」。ケンジーとディークスの結婚式の回です。



無事に戻ってきてくれたこと、それも結婚式の回だったことに、当時どれだけ安心したか分かりません。
その後2020年以降は、新型コロナ下での安全確保のために出演機会が絞られていきます。ハントは当時すでに70代半ばで、撮影現場のリスク管理として自然な判断でした。
シーズン13第1話が最後の映像出演になった
シーズン12の終わりにエリックとネルが去り、シーズン13からはヘティの後任としてホレス・キルブライド提督(ジェラルド・マクレイニー)が正式にレギュラー入りしました。
キルブライドはシーズン6第4話から断続的に登場していた人物で、いきなり現れた後任ではありません。長い時間をかけて視聴者に馴染ませてから司令塔に据えた、この番組らしい手順でした。
そしてヘティは、シーズン13第1話「Subject 17」でシリアでの任務のため旅立ちます。これがリンダ・ハントの最後の映像出演となりました。
シーズン14第10話「A Long Time Coming」、つまり本家『NCIS』シーズン20第10話「Too Many Cooks」、『NCIS:ハワイ』シーズン2第10話「Deep Fake」から続くシリーズ史上初の3番組クロスオーバー回(2023年1月9日放送)でも、ヘティは暗号化されたボイスメッセージという形での参加にとどまっています。
そして最終回でも、ヘティ本人が画面に戻ることはありませんでした。彼女をめぐる手紙と捜索の示唆で幕を閉じる形で、その仕掛けの中身は最終回の記事に譲りますね。



14年間チームの母だった人の姿を、最後まで画面で見られないとは思っていませんでした…。
2025年、本家『NCIS』でヘティの現在地が語られた
ヘティの話には続きがあります。
本家『NCIS』シーズン22第18話「After the Storm」(2025年4月21日放送)に、サム・ハナがゲスト出演しました。
この回でヴァンス局長が、ヘティが「非武装地帯で目撃されたという噂がある」とサムに水を向けます。サムの答えは「知らないほうがいい」という趣旨のもので、彼女がいまも極秘の任務の中にいることをにおわせる会話でした。
つまりヘティ・ラングは劇中で死亡していませんし、引退もしていません。『NCIS:LA』完結から2年経ってもなお、ユニバースの中で「生きて動いている人物」として扱われているんです。
リンダ・ハント本人については、2026年9月時点で降板理由に関する公式な声明は出ていません。年齢や健康を理由とする見方が海外メディアにはありますが、いずれも推測の域を出ないので、当ブログでは断定を避けます。
ハントは映画『危険な年』でアカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派で、『NCIS:LA』でも唯一無二の存在感を放ち続けた人です。今後また画面で会える日を、静かに待ちたいと思います。
相関図でわかる『NCIS:LA』OSPチームの変遷
ここまで8人の降板を追ってきましたが、「じゃあ結局チームはどう変わったの?」というのが次の疑問だと思います。
シーズン1のOSPと、最終シーズン14のOSPを並べてみると、変化の大きさがひと目で分かります。去った人と、あとから加わって最後まで残った人。この対比が『NCIS:LA』という番組の14年そのものです。


最後まで残ったオリジナルメンバー
第1話から最終回までシリーズレギュラーとして在籍し続けたのは、G・カレン、サム・ハナ、ケンジー・ブライの3人です。
カレンとサムのバディは、素性が分からない男と元SEALという組み合わせ。この2人の掛け合いが番組の背骨でした。
エリック・ビールも第1話からのメンバーですが、こちらはシーズン12まで。厳密には初回から最終回まで完走したオリジナルは3人だけということになります。
ヘティも第1話からの顔ですが、レギュラーとしての在籍はシーズン12までなので、ここでは分けて数えています。
途中から加わって定着したメンバー
抜けた穴を埋めたのが、後発組です。
マーティ・ディークスはシーズン1第19話に初登場し、シーズン2からレギュラーへ。LA市警からの連絡係という「NCISではない人」の視点が、チームに風通しをもたらしました。ケンジーとの関係はファンの間で「Densi(デンシ)」と呼ばれる、シリーズ屈指の人気カップルに育っていきます。
ネル・ジョーンズはシーズン2から加わり、エリックの相棒として通信室を担当。オーウェン・グレンジャーはシーズン3から、ホレス・キルブライドはシーズン6の初登場を経てシーズン13からレギュラーになりました。
そして終盤のチームを支えたのが、ファティマ・ナマジ(メダリオン・ラヒミ)とデヴィン・ラウントリー(ケイレブ・カスティール)です。
ファティマはシーズン10第14話「Smokescreen」に初登場してシーズン11の途中からレギュラーに、ラウントリーはシーズン11第17話に初登場してシーズン12からレギュラーになっています。エリックとネルが去ったあとの通信室を引き継いだのがファティマでした。



新メンバーを1シーズン以上ゲストで馴染ませてからレギュラーに上げる。『NCIS:LA』はこの手順を最後まで崩しませんでした。
番外編・幻のオリジナルメンバー、ラーラ・マセイ
最後に、相関図から抜け落ちがちな人を1人だけ。
『NCIS:LA』のお披露目となった本家『NCIS』シーズン6のバックドア・パイロット「Legend」前後編でOSPを率いていたのは、ヘティではなくラーラ・マセイ特別捜査官(ルイーズ・ロンバード)でした。
ところが本編がシリーズ化される際にリーダーはヘティに差し替えられ、マセイは本編に登場しないまま姿を消します。のちに本家『NCIS』シーズン7の中で、彼女が殺害されたことが語られました。
ロンバードは『CSI:科学捜査班』のソフィア・カーティス役でもおなじみの人ですから、覚えている方も多いはずです。厳密には彼女こそ『NCIS:LA』が最初に失ったメンバーだったと言えます。
降板後・完結後のキャストの現在【2026年最新】
『NCIS:LA』は2023年1月20日にCBSがシーズン14での終了を発表し、同年5月21日の最終回で幕を下ろしました。公式に理由は語られていませんが、制作費と視聴率の事情が報じられています。
それでも事前に告知され、2部構成のフィナーレと特番まで用意された送り出しでした。翌2024年に最終話のわずか10日前に打ち切りを通告された『NCIS:ハワイ』と比べると、その差はファンにとって小さくありません。
ちなみに『NCIS:LA』自身もシーズン4で『NCIS:Red』(ジョン・コーベット主演)というバックドア・パイロットを2話にわたって抱えましたが、シリーズ化は実現しませんでした。スピンオフから生まれ、スピンオフを産もうとして果たせず、最後にサムがニューヨークで実らせたと思うと感慨深いです。
それから3年。降板したキャストも、最後まで残ったキャストも、それぞれの場所で仕事を続けています。2026年9月時点で分かっている範囲をご紹介しますね。
LL・クール・J、サム・ハナが自分のシリーズを持つまで
いちばん大きな動きがあったのはサム・ハナです。
『NCIS:LA』完結後、ラッパーとしても伝説的で映画『S.W.A.T.』(2003年)でも知られるLL・クール・Jはまず『NCIS:ハワイ』シーズン2の最終話にカメオ出演し、続くシーズン3では序盤に複数話にわたって登場しました。
『NCIS:ハワイ』が2024年に打ち切られたあとは、本家『NCIS』へ。シーズン22第18話(2025年4月21日)、シーズン23第17話「Reboot」(2026年4月21日)などにゲスト出演しています。
そして2026年4月、CBSが新シリーズ『NCIS: New York』(原題。邦題は2026年9月時点で未発表)を正式に発注。サム・ハナを主役に据えた新作が、2026年10月6日(現地時間・火曜)にCBSでスタートします。米国ではParamount+でも配信されます。
共演には『HAWAII FIVE-0』のダニー・ウィリアムズ役だったスコット・カーン、そしてジェニファー・ビールスが名を連ねています。ショーランナーはバイロン・バラスコ、製作総指揮には『NCIS:LA』のR・スコット・ジェミルも入っています。
なお日本での放送・配信、および邦題は2026年9月時点で発表されていません。



LAが終わっても、サムはまだ現場にいる。これはNCISファンにとって本当に嬉しい知らせでした♪


クリス・オドネルは『9-1-1: Nashville』の隊長へ
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』や『バットマン フォーエヴァー』のロビン役で知られ、G・カレンを14年演じたクリス・オドネルは、ABCの『9-1-1: Nashville』に主演しています。
2025年10月9日に初回が放送されたレスキュードラマで、演じるのはドン・ハート隊長。シーズン2は2026年10月15日開始と発表されています。
ちなみにオドネルは、2023年のストライキ期間中に『NCIS:LA』の完結編となる映画の企画をCBSに持ちかけたことを明かしています。実現には至りませんでしたが、あの14年を「もう一度きちんと終わらせたい」と考えていたことが伝わってくるエピソードでした。
ケンジー役とディークス役、そして通信室の2人
ケンジー役のダニエラ・ルーアは、俳優業に加えて監督としても活動しています。『NCIS:LA』の劇中でもシーズン13第19話などでメガホンを取っていました。近年はNetflixの『ターン・オブ・ザ・タイド』(原題『Rabo de Peixe』)に出演するなど、母国ポルトガル語圏での仕事にも軸足を広げています。
ディークス役のエリック・クリスチャン・オルセンは、CBSのリーガルドラマ『Matlock』で製作総指揮を務めています。キャシー・ベイツ主演のあの作品ですね。演じる側から作る側へ回った形です。
エリック役のバレット・フォアとネル役のレネー・フェリス・スミスは、いずれも降板後も俳優として活動を続けています。フェリス・スミスは監督・製作にも関わっており、シーズン14の最終回にネルとして戻ってきたことは前述のとおりです。
リンダ・ハントについては、2026年9月時点で新作出演の公式発表は確認できていません。俳優さんのプライベートに関わる部分は、公式発信のある範囲でのみお伝えするようにしています。
『NCIS:LA』を今見るならどこ?【2026年9月時点】
ここまで読んで「あの回をもう一度見たい」と思われた方も多いはずです。
『NCIS:LA』の日本での配信状況は、この数年でかなり動きました。以前は複数のサービスで見られたのですが、2026年9月時点で全14シーズンをまとめて見られるのは1社だけになっています。
| サービス名 | 配信状況 | 字幕・吹替 | 月額料金(税込) | 無料トライアル | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| Hulu | ⭕️ 見放題 | 字・吹(全シーズン対応) | 1,026円 (2026/10/1〜1,320円) |
なし | 全14シーズン |
| U-NEXT | ❌ 配信なし | – | 2,189円 | 31日間 | – |
| Amazonプライムビデオ | ❌ 見放題なし | – | 600円 | 30日間 | – |
| Netflix | ❌ 見放題なし | – | 890円〜 | なし | – |
表のとおり、当ブログで調べた主要4サービスの中で、2026年9月時点で全14シーズンの見放題配信を確認できたのはHuluだけでした(レンタル・購入での取り扱いは各サービスでご確認ください。J:COM STREAMではシーズン14が見放題です)。
以前はAmazonプライムビデオやU-NEXTでも視聴できましたが、2026年9月時点ではどちらも作品ページ・検索結果に『NCIS:LA』が見当たらず、取り扱いを確認できませんでした。Paramount+の日本でのサービスが2026年3月31日に終了したことも、この流れに影響しています。
一方でHuluは字幕・吹替とも全323話が揃った状態で、本家『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』もあわせて見られます。NCISシリーズを追いかけるなら、いまの日本ではここが本拠地ということになりますね。
各サービスの詳しい比較や、シーズンごとの取り扱いについてはこちらでまとめています。
>>『NCIS:LA』の配信状況を各サービスで詳しく比較する
雰囲気を思い出したい方は、Hulu Japan公式が公開しているファイナルシーズンの予告をどうぞ。
ドミニクの「Found」も、グレンジャーの「Old Tricks」も、エリックとネルが東京へ向かう最終話も、Huluなら今日から見返せます。
2026年9月時点で、当ブログで調べた主要4サービスの中で『NCIS:LA』を全14シーズン見放題で配信していると確認できたのはHuluだけでした。
- 全14シーズン・字幕323話/吹替323話が見放題
- 本家『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』も同じ月額で見られる
- 追加課金なしの月額1,026円(税込)
無料トライアルはありません。月額料金は2026年10月1日から1,320円(税込)に改定されると公式に告知されていますので、料金は申し込み前に必ず公式サイトで確認してくださいね。
『NCIS:LA』降板キャストのよくある質問
最後に、『NCIS:LA』の降板まわりでよく検索されている質問にまとめてお答えします。
誤解されたまま広がっている情報も多いので、気になっていたことがあればここで解消してくださいね。
- ケンジーとディークスは降板したのですか?
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2人とも降板していません。最終回まで在籍しています。
ケンジー・ブライ役のダニエラ・ルーアはシーズン1から最終回まで、マーティ・ディークス役のエリック・クリスチャン・オルセンはシーズン1第19話の初登場から最終回まで出演しました。
シーズンによって出演回が少ない時期があったため降板説が出ましたが、事実ではありません。
- ヘティは最終回に出ましたか?
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映像としての出演はありません。最終回はヘティ本人が登場せず、彼女をめぐる手紙と捜索の示唆で幕を閉じます。
リンダ・ハントの最後の映像出演はシーズン13第1話「Subject 17」(2021年10月10日放送)、シーズン14第10話では暗号化されたボイスメッセージのみの参加です。
- 『NCIS:LA』の続編はありますか?
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2026年9月時点で、『NCIS:LA』そのものの続編・復活は発表されていません。
2026年10月6日にCBSで始まる『NCIS: New York』はサム・ハナを主役にした新シリーズであり、『NCIS:LA』の直接の続編ではありません。舞台もチームも新しく組み直されています。
ただしサム・ハナという人物を通じて、『NCIS:LA』の物語がユニバースの中で続いていくことにはなります。
- 日本語吹替で全話見られますか?
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字幕・吹替とも全話見られます。2026年9月時点で、シーズン1から最終シーズン14まで吹替版が揃っています。
Huluでは2026年9月時点で、シーズン1から14まで字幕323話・吹替323話が揃っています。最終シーズン14も全21話が吹替で見られます。
カレン役の森川智之さん、サム役の小原雅人さん(シーズン5の序盤までは大川透さん)、ディークス役の坪井智浩さんなど、テレビ放送時から親しんだ吹替で見返せますよ。
まとめ|『NCIS:LA』降板キャスト8人と「死亡」の真相
『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』の降板キャスト8人と、「死亡したのは誰か」という疑問について整理してきました。
最後に、この記事の要点をまとめておきますね。
- 降板キャストは8人。理由は創作判断・契約とキャリア・俳優側の事情(逝去や出演調整)・体制変更の4タイプに分かれる
- 劇中で亡くなったのはドミニク・ヴェイル、ハーレー・ヒドコ、ミシェル・ハナ
- 実際に亡くなった出演者はミゲル・フェラーさん(2017年1月19日・61歳)
- それ以外の主要キャストに死亡の事実はなく、死亡説は誤り
- ヘティは死亡も引退もしておらず、本家『NCIS』で消息が語られた
- サム・ハナは2026年10月6日開始の『NCIS: New York』で主役に
- 2026年9月時点、主要4サービスで全14シーズン見放題を確認できたのはHuluのみ
こうして並べてみると、『NCIS:LA』は「誰も欠けないチーム」ではありませんでした。
むしろ第1シーズンで新人を失い、途中で仲間の訃報を受け取り、通信室の2人と司令塔を送り出しながら、それでも14年間走り続けた番組でした。
去った人の席を無理に埋めず、時間をかけて次の人を馴染ませていく。あの丁寧さこそが、この番組がスピンオフの枠を超えて愛された理由だったと思います。



そしてサムはまだ現場に立っていて、ヘティはどこかで任務を続けている。そう思えるのが、このシリーズのいいところですよね♪
降板の事情が分かったうえでもう一度見返すと、何気ないセリフの重みがまるで違って聞こえます。よかったら、あの回からもう一度どうぞ。
ドミニクがまだ新人だったシーズン1から、ヘティの行方を追う最終回まで。Huluなら全14シーズンが字幕・吹替とも見放題です。
本家『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』も同じ月額で追えるので、NCISシリーズをまとめて見返したい方には日本でいちばん現実的な選択肢です。
月額1,026円(税込)・無料トライアルなし。2026年10月1日から1,320円(税込)へ改定予定と告知されています。
最終回のストーリーそのものが気になる方、NCISシリーズの他作品の動きを知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
>>『NCIS:LA』シーズン14の配信予定と衝撃のネタバレあらすじを読む
※本ページの情報は2026年9月時点のものです。最新の配信状況・料金は各公式サイトにてご確認ください。








